連帯保証人

大学生の賃貸契約といっても、一般的な契約とそこまで変わりません。 気に入った賃貸があれば、身分証などを用意して申し込みをし、審査を通した後、契約書に署名捺印し、必要なお金を入金して鍵を受け取る。 マンションなどによって違うとは思いますが、概ねこのような流れでしょう。

ただ、一般の契約と大学生の契約で大きく違う点がひとつ。 学生や未成年者の場合は本人が契約できないことがあるのです。 言い換えれば保護者に契約してもらう必要があるということ。 「親には内緒で勝手に契約」は不可能なのです。

また、もしも本人が直接契約できたとしても、ほぼ確実に連帯保証人が必要となります。 連帯保証人というのは、何かしらの理由で家賃が払えなくなったときに代わりに払ってくれる存在のこと。 イメージはよくありませんが、借金を肩代わりする存在といえば分かりやすいでしょう。 ネットやテレビなどで借金の連帯保証人に関するトラブルをよく見かけます。話がそれましたね。 賃貸契約における連帯保証人はよほどの理由がない限り親になるでしょう。 そのため、借金のようにトラブルになることはまずないと思われます。

賃貸契約

連帯保証人が必要なときには、保証人の収入や借りる人との続柄などが必要になるので、必ず事前に話しておいてください。 住民票や印鑑証明が必要になるので、早めに話しておかないと後で焦ることになります。 大学生の賃貸契約の方法は以上のような感じでしょうか。 結局のところ、親が契約したり、親が連帯保証人になったり、ほぼ確実に親の力が必要になるわけです。 また賃貸を借りる際は初期費用として敷金、礼金をはじめ、入居日から月末までの日割りの家賃など少なくても20万程度はかかります。 それを学生の自分が全て負担するのは無理です。言ってしまえば親が借りた賃貸に自分が住んでいるようなもの。 学生は親の力を借りなければできないことが多いのです。

ちなみに、賃貸契約には先ほど言った保証人に関する書類だけでなく、自分の住民票や印鑑などいくつか書類が必要になります。 また連帯保証人の人には実印での押印と印鑑証明書などが必要です。 既に賃貸契約の予定がある方は早めに入手するようにしておきましょう。 親以外の人に連帯保証人をお願いする場合はその人が印鑑登録をしているかどうか確認しておく必要があります。 特に最近の人は実印を持っていない、登録していないという方も少なくないので、記名をお願いする前に一度確認しておいた方が無難です。 そうすることで賃貸契約をスムーズに進めることが可能です。
サイトも載せておきますので、どうぞ参考にしてみてください。

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